忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



漫画『野獣彼女』 小夏


漫画『野獣彼女』 小夏 集英社 




 


【野獣彼女】

 



神様お願いです。



 



どうか美鈴ちゃんと付き合えますように――。



 



彼女と付き合えるならどんなことでもします。



 



どんなことにも耐えてみせます。



 



だって彼女は誰よりも美しいから。



 



成瀬陸、17歳、イケメン。



 



けれどあまりにも高すぎる美意識のせいで今まで彼女ができたことがなかった。



 



そんな彼にも初めての彼女ができた。



 



清川美鈴、学園のマドンナと言われ、美男美女のカップルと言われるが……。



 



陸の瞳に映るのは醜い野獣の姿だった。



 



告白するまでは綺麗でカワイイ女の子だったのに、告白した瞬間に野獣に見えるようになってしまったのだ。



 



【オオカミ彼氏】前編・後編



 



成瀬陸、17歳、イケメン。



 



けれど全くモテナイ。



 



それはあまりにも美意識が高すぎて、思ったことを正直に言ってしまう性格だから。



 



けれどそんな陸には彼女がいる。



 



美しさに惹かれて告白した瞬間、見た目が野獣に変わってしまった彼女、清川美鈴。



 



色々あったけれど、今では美しい人間の女の子に見える。



 



今思うとアレは神様が与えた試練だったのではないかと陸は思った。



 



そんなある日、陸は美鈴の家に行くことになる。



 



初めての彼女の家、二人っきりの空間、思いきって陸はキスしようとするが……。



 



その瞬間、美鈴は陸のことを拒絶してしまう。



 



なぜなら彼女の目には彼氏がオオカミのように見えてしまったから。



 



【おんなじ目線】



 



幼なじみの華と草太。



 



子どもの頃は華は背が高くて、草太の方が小さかった。



 



それは高校生になっても……ということにはならなかった。



 



草太はバスケットボールを始めてから体がとても大きくなった。



 



いつも勝負に負けたときに頭を撫でていた華。



 



それが今では自分が頭を撫でられてからかわれる側になっていることに気がついた。



 



女の子にもモテるようになって、すごく大人っぽく見えて、自分だけが子どものままのように感じてとても不安になった。



 



ある時、華は草太が告白されるところを見てしまい……。



 



【ビアンカ】



 



相田玲央奈、17歳。



 



小さい頃から見た目も心も男みたいで、バスケ部のエースなんてやっていたから、女の子に告白されることが多かった。



 



実際、自分でも女の子の方に興味があった。



 



けれど今日は後輩の男に告白された。



 



名前も顔も知らないけれど自分と同じ中学出身だという森健太。



 



好きな人がいるから、と答えてフッたけど、本当は男にも女にもあまり興味がない。



 



けれどあの日、私はセーラー服姿の泣いている女の子にときめいてしまった。



 



それからあの子のことがずっと忘れられなかった。



 



【チムドンドン】



 



佐藤優、17歳。



 



東京に住んでいたからカラオケでもゲームセンターでもどこにでも行けた。



 



何不自由ない生活をしていた。



 



父親が沖縄に住みたいという夢のため、優は家族と共に沖縄に移住してきてしまった。



 



何もないし、暑いし、毎日が退屈だった。



 



隣の家の生意気な女の子珊瑚は毎日のように優に会いに来る。



 



そんな彼に珊瑚は言った。



 



「優はチムドンドンしたいわけね?」



 



チムドンドン……ドキドキするという意味の言葉。



 



【僕のキライなアクマ】



 



僕の家にはアクマがいる。



 



家の中をめちゃくちゃにするし、家のものに落書きするし、僕はコイツが大嫌いだ。



 



お母さんはこいつのことばかり優しくする。



 



妹が生まれてからお父さんが事故で死んじゃって、家族は僕が守らないといけないのに。



 



僕の家の中にはアクマがいる。



 





ブログランキング・にほんブログ村へ
blogram投票ボタンTwitterボタン

拍手[0回]

PR



漫記COMMENT(0)

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL