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絵本『まほうつかいはおひるねちゅう』 作・白井三香子 絵・神山ますみ

絵本『まほうつかいはおひるねちゅう』 作・白井三香子 絵・神山ますみ すずき出版



もりのおくにどうぶつたちのだいすきなばしょがありました。

そこにおおきなきがいっぽん。

えだをいっぱいにひろげてすずしいこかげをつくっていました。

たいようがぎらぎらてりつけるなつのごごのことです。

もりのいじわるなまほうつかいがおおきなまくらをかかえてやってきました。

どうやらここでおひるねをするようです。

そこに、りすのこどもたちがやってきてハーモニカのれんしゅうをはじめました。

するとまほうつかいは、つえをふってがっきをふいてはいけないと立て札をたてました。

それからおしゃべり、かなづちをうつ、おにごっこ、うたうこと、いろんなものをきんししました。

みんなのばしょなのに、これではみんながこまってしまいます。

そこでどうぶつたちは、しーんとしずかにしてこかげでおやつをたべはじめます。


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