忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



絵本『きつねのでんわボックス』 戸田和代・作 たかすかずみ・絵

絵本『きつねのでんわボックス』 戸田和代・作 たかすかずみ・絵 金の星社



ある山のふもとにふるいでんわボックスがありました。

人どおりもすくないのでつかう人はほとんどいません。

その山おくにおかあさんきつねとこぎつねがいました。

おとうさんきつねはこぎつねがうまれてすぐになくなってしまいました。

でも、おかあさんきつねはこぎつねがいるのでかなしくありません。

にひきはなかよくくらしていました。

あるひ、こぎつねのげんきがなくなっています。

日に日にこぎつねはよわっていき、とうとうしんでしまいました。

おかあさんぎつねはげんきをなくしてしまいますが、このままではいけないとおもい、ふもとにおりていきます。

古いでんわボックスのところまできました。

そのでんわボックスに小さな男の子がいるのがわかりました。

でんわをおえてかえっていくうしろすがたをみると、しっぽがふわりとゆれたようにみえました。

おかあさんぎつねは、それからまいにちでんわボックスのところにやってきました。

拍手[0回]

PR


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL