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漫画『最終兵器彼女』 高橋しん

漫画『最終兵器彼女』 高橋しん 小学館

ぼくたちは、恋していく。



舞台は北海道の田舎町。

ぼく(シュウジ)と彼女(ちせ)の通う高校は、この長い坂の終わりにある。

登りきると眼下に日本海を臨む。

うっとうしい観光客もここまではめったに来ない。

ちせはかわいい。

だが歩きはのろいし、成績は中の下だし、口癖は「ごめんなさい」で、座右の銘は「強くなりたい」

なんだか不器用なヤツだと思う。

付き合うきっかけは、五日前の彼女からの告白。

でも、ぼくはいまだにわからないでいる……。

ちせのことを、ちせとの付き合い方を。

ぎこちない交際は、交換日記をしたりデートでいっしょに漫画を読んだりするようになる。

一度は別れそうになるが、二人は静かに愛を深めていく。

だがある日、謎の「敵」に街が空襲される。

戦火から逃げるシュウジが見たのは、腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やし「最終兵器」と化したちせの姿だった。


「ごめんね……シュウちゃん……。あたし……こんな体になっちゃった……」


戦争が激化していくにつれ、ちせは力が暴走していき、肉体も精神も人間とは程遠いものとなっていく。

シュウジはちせを連れて街を出ることを決意する。

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