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本『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』 貴志祐介

『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』 貴志祐介 角川ホラー文庫



加茂由香里は、人の強い感情を読み取ることができるエンパスだ。

ある日を境に人の心を読む力持ったのだ。

この能力のせいで由香里は、聞きたくない人の心の声が聞こえるようになった。

家族も病気だからと心配してくれていたが、心ではそんなこと思ってもいなかった。

そして由香里は家を出た。

その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災した人たちの心のケアに努めた。

その中の一人、森谷千尋という少女に出会う。

西宮の病院に長期入院中の千尋は、他のボランティアではて力不足だと言われていた。

由香里はエンパスの能力により千尋の中に複数の人格が同居していることを知る。

あどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、次第にうちとけていく。

千尋以外の人格とも言葉を交わすことができるようになっていた。

だがやがて、十三番目の人格<ISOLA>の出現に、彼女は身も凍る思いがした。

【関連作品】

本『青の炎』 

本『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』

本『クリムゾンの迷宮』

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