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2019/05/15 本『エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く』 貴志祐介
本『エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く』 貴志祐介 (角川新書) 「売れる小説」はどうやったら書けるのか、書くべきなのか……。 アイデア、プロット、キ
2012/11/17 本『クリムゾンの迷宮』 貴志祐介 
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2012/09/28 本『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』 貴志祐介
本『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』 貴志祐介 角川ホラー文庫 加茂由香里は、人の強い感情を読み取ることができるエンパスだ。 ある日を境に人の心を読む力持ったのだ。
2012/09/13 本『青の炎』 貴志祐介
本『青の炎』 貴志祐介 角川書店 こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか。 光と風を浴びて、17歳の少年は、海沿いの道を駆け抜ける。 愛する妹と母のために――。 氷のよう

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本『エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く』 貴志祐介

『エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く』 貴志祐介 (角川新書)



「売れる小説」はどうやったら書けるのか、書くべきなのか……。

アイデア、プロット、キャラクターなど、小説を書くための必須テクニックとは。

ベストセラー作家・貴志祐介が惜しみなく伝授する、唯一無二の創作論。



いわゆる創作指南本。

別の作家さんの創作指南本で読んだような知識もあるけれど、著者の作品の制作秘話を読んでいるようで楽しかった。

映画や漫画から手法を盗むことやキャラクターの声をイメージするなど新しい考えも得られた。

『十三番目の人格 ISOLA』『黒い家』『天使の囀り』

『クリムゾンの迷宮』『青の炎』『硝子のハンマー』

どれもおもしろいのでオススメです。

「人間の怖さ」の描き方がとても上手くて、エグイ描写が多いのに先が気になるストーリー展開でどんどん読み進めてしまう作品ばかりです。

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本『クリムゾンの迷宮』 貴志祐介 

『クリムゾンの迷宮』 貴志祐介 角川ホラー文庫



藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。

視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。

ここはどこなんだ?

いったいいつの間に?

傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。

「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」

それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった。

綿密な取材と斬新な着想で、日本ホラー界の新たな地平を切り拓く、傑作長編。

【関連作品】

本『青の炎』 

本『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』

本『クリムゾンの迷宮』

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本『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』 貴志祐介

『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』 貴志祐介 角川ホラー文庫



加茂由香里は、人の強い感情を読み取ることができるエンパスだ。

ある日を境に人の心を読む力持ったのだ。

この能力のせいで由香里は、聞きたくない人の心の声が聞こえるようになった。

家族も病気だからと心配してくれていたが、心ではそんなこと思ってもいなかった。

そして由香里は家を出た。

その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災した人たちの心のケアに努めた。

その中の一人、森谷千尋という少女に出会う。

西宮の病院に長期入院中の千尋は、他のボランティアではて力不足だと言われていた。

由香里はエンパスの能力により千尋の中に複数の人格が同居していることを知る。

あどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、次第にうちとけていく。

千尋以外の人格とも言葉を交わすことができるようになっていた。

だがやがて、十三番目の人格<ISOLA>の出現に、彼女は身も凍る思いがした。

【関連作品】

本『青の炎』 

本『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』

本『クリムゾンの迷宮』

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本『青の炎』 貴志祐介

『青の炎』 貴志祐介 角川書店

こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか。

光と風を浴びて、17歳の少年は、海沿いの道を駆け抜ける。

愛する妹と母のために――。

氷のように冷たい殺意を抱いて。



湘南の高校に通う17歳の少年、秀一は母・友子と妹・遥香との三人で穏やかに暮らしていた。

決して裕福とは言えないが、十分幸せな毎日を送っていた。

だがある日、友子が10年前に結婚してすぐに離婚した男・曾根がやってくる。

彼が家に居座ってしまったことから、平和だった家庭は一変する。

定職にも就かず、毎日酒びたりの生活をする男は厄介者でしかない。

曾根は傍若無人に振る舞い、母ばかりか妹にまで暴行を働こうとするのだった。

やがて、警察や法律では問題が解決できないと悟った秀一。

彼は自らの手で曾根を殺害する決意を固める。

そして“完全犯罪”の計画を練り上げると、それを実行に移す。

秀一のことを慕ってくれている紀子にわずかな不審を持たれたが、犯行がバレることはないと思った。

それでも計画は完璧であったし、犯行も完璧なはずだった。

一人の目撃者がいなければ。

そして少年は再び――。

【関連作品】

本『青の炎』 

本『十三番目の人格(ペルソナ)――ISOLA』

本『クリムゾンの迷宮』

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