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少しイカレてるくらいがちょうどいい
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『神様のカルテ2』 夏川草介 小学館

医師の話ではない。人間の話をしているのだ。



栗原一止は夏目漱石を敬愛し、信州の「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。

写真家の妻・ハルの献身的な支えや、頼りになる同僚、下宿先「御嶽荘」の愉快な住人たちに力をもらい、日々を乗り切っている。

そんな一止に、母校の医局からの誘いがかかる。

医師が慢性的に不足しているこの病院で一人でも多くの患者と向き合うか、母校・信濃大学の大学病院で最先端の医療を学ぶか。

一止が選択したのは――本庄病院での続投だった。

新年度、本庄病院の内科病棟に新任の医師・進藤辰也が東京の病院から着任してきた。

彼は一止、そして外科の砂山次郎と信濃大学の同窓であった。

かつて“医学部の良心"と呼ばれた進藤の加入を喜ぶ一止に対し、砂山は微妙な反応をする。

赴任直後の期待とは裏腹に、進藤の医師としての行動は、かつての姿からは想像もできないものだった。

提示の仕事が終わってしまえばすぐに家に帰り、看護師からの連絡も携帯電話の電源を切って出ない始末。

そんな中、本庄病院に激震が走る。

古狐先生こと本庄病院の医師・内藤鴨一が倒れてしまったのだ。

本『神様のカルテ』

本『神様のカルテ2』

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『神様のカルテ』 夏川草介 小学館文庫




栗原一止は信州にある「二十四時間、三百六十五日対応」の病院で働く、二十九歳の内科医である。

夏目漱石の『草枕』を愛読書としているせいか、少しばかり口調や思考が古風であり、同僚や患者から変人扱いされている。

だが職場は常に医師不足の田舎の病院、四十時間連続勤務だって珍しくない。

そんな他人からの評価など気にしている暇などないのである。

今日もぐるぐるぐるぐる回る毎日を送っている。

そんなある日、母校の信濃大学医局から誘いの声がかかる。

大学に戻れば最先端の医療を学ぶことができるし、四十時間連続勤務もしなくて済む。

しかし大学病院では診てもらえない、死を前にした患者のために働く医者でありたい……。

それが栗原一止の理想であり、目標であった。

悩む一止の背中を押してくれるのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。

そして彼の隣には、世界で一番可愛いと断言できる妻・ハルがいる。

本『神様のカルテ』

本『神様のカルテ2』

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